プロジェクト概要
スマートメータは、事業所内および家庭におけるエネルギー消費量のオンライン化と、デマンド制御を実現するために必須のスマートインフラのキーコンポーネントになる。スマートメータは、いわゆるメータだけではなく、メータへのアクセスアーキテクチャ、データ収集・分析とアプリケーションを含む、ビッグデータ型クラウドシステムとなる。
オープンな大規模分散システムにすることが、この社会インフラが オープン性と透明性を持つことが、電力およびニューエネルギーの管理制御のみならず、このインフラを用いた継続的なイノベーションを実現するに資するインフラとなるために必要であると考える。
リーダ
江崎 浩 (東京大学)
活動内容
スマートメータシステムを用いたアプリケーションは、デマンド制御に代表されるエネルギーを消費するデジタル機器との通信とその制御を必要とする。 すなわち、スマートメータインフラは、大規模なインターネットアクセス網であり、かつデータレポジトリとして、スマート社会んインフラと相互接続されなければならない。
そこで、本WGでは、電力会社が構築するスマートメータシステムはもちろんのこと、各事業所が設置するスマートメータ、さらに、各家庭が設置するスマートメータが、協調動作可能な 透明性とスケーラビリティーを持った要素技術とシステムアーキテクチャさらに、ビジネスモデルを提案・評価・確立することを目指す。